③ 相続財産の多くが不動産のケース

相続財産が不動産以外の財産がほとんどない場合、法定相続分で遺産分割することが望ましくないため、もめてしまうケースがあります。
財産が1000万円しかない場合、相続人が4人いれば250万ずつ遺産分割できますが、1000万円の価値の不動産の場合、分けることが難しく、4人いれば持分4分の1ずつをもつ共有の状態になります。これは一見平和的な解決かもしませんが、4分の1ずつ遺産分割した後にまた相続が発生するとより相続人が多くなったり、不動産の管理等で意見調整が難しくなります。またその不動産が自宅となると住んでいる人と住んでない人の間で厄介な問題が発生してしまいます。
事前に遺言書等の対策は大切ですね。

相続財産に占める不動産の割合は、なんと約46.7%を占めます。
国税庁のデータによれば、平成25年中(平成25年1月1日~平成25年12月31日)に亡くなり、相続税の課税対象とされた被相続人の相続財産の金額の構成比は、土地41.5%、家屋(建物)5.2%、現金・預貯金が26%、有価証券が16.5%となっています。
不動産(土地・家屋)は相続財産の46.7%、全体の約半分を占めていることが分かります。

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