お子さんがいないCさん夫婦は将来の相続のことは、考えながらもいずれ実行すればと思っていました。ところが夫が突然体調を崩し、医師から余命2週間の余命宣告を受けたことでどうしていいか分からず、遺言のことで当相談室に相談がありました。
遺言書がないまま夫が亡くなると、相続人が妻のCさん、亡くなった妹さんの甥・姪、弟の4人。関係は悪くないのですが、甥と弟は海外在住で相続手続きも煩雑になるので、可能であれば遺言書を書いておきたい希望でした。
相続財産
〇預貯金 金融機関4社
〇自宅不動産
解決サポート
対面でお会いする前に、Cさんと電話打ち合わせで、まず
①どういった相続にしたいかを確認、全ての財産をCさんに渡す相続にしたいとのこと。
②次に字が書けるかの確認、字はゆっくりであれば書けるとのこと。
③病院の面談時間の確認、面会制限はありませんでした。
④スケジュールの確認、急ぎの為、初回対面でお会いした際に自筆証書遺言、その次にお会いする際は公証人に出張してもらい、公正証書遺言を完成させるためのスケジュール調整
⑤公正証書遺言に必要な書類のご案内
①~⑤の事前打ち合わせを行い、次の日には夫にお会いして自筆で遺言書を書いてもらい、シンプル、かつ、文量が少ない自筆証書遺言が完成。その2日後に、日ごろお願いしている公証人に無理を言ってスケジュールを取って出張していただき、無事公正証書遺言を完成することができました。
担当者から
その後残念ながらご主人様は亡くなられましたが、相続で揉めることなく、遺言で全ての財産をCさんに相続させることができました。元気なうちにお子さんがいないご夫婦は特に遺言書を書いた方がいいのですが、こうした余命宣告を受けた時点でも遺言書を作成することができるケースもありますので、お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
ご利用いただきましたサポートはこちら



よくある質問
「相続手続きについて」 | 「相続(空家)不動産の売却について」 |
「遺言書作成について」 | 「ご依頼する際に」 |
「ご相談にあたって」 | 「相続手続き費用について」 |

アクセス

*建物1階がスーパーのマルエツです。
東京都港区三田2-14-5
フロイントゥ三田904号
行政書士法人スタートライン
- JR「田町」駅徒歩約7分
- 都営三田線・浅草線「三田」駅徒歩5分
- 都営大江戸線「赤羽橋」駅徒歩8分