ケース③「コロナ禍（遠方・遠隔）」でのリモート相続手続き」神奈川県Nさん

神奈川県在住の相談者Nさんは栃木県に暮らすお父様が亡くなったことで相続手続きについてご相談をいただきました。相続人は相談者Nさん、栃木県でお父様と同居していたお母様のOさんの2人。お母様は高齢で自分で動いて手続きができないため、娘のNさんが中心となって相続手続きを行うことに。お母様の住む栃木県の行政書士に相談する選択肢もありましたがNさんが遠方で直接やり取りが難しいため、当相談室に。新型コロナウイルス感染拡大が進む中で、財産が栃木県の自宅不動産、預貯金も栃木県にある地元金融機関で、遠方から相続手続きサポートすることになりました。

相続財産
〇自宅不動産（栃木県）
〇預貯金 金融機関３社（栃木県）

まず相談者Nさんとお電話にて打合せさせていただき、資料関係をNさんにご準備していただいた上、出張して直接面談しました。その後は郵送にて戸籍謄本収集を行い、金融機関や不動産の資料関係を収集し、遺産分割協議書を作成して相談者Nさんとお母様Oさんに署名押印してもらい、預貯金や不動産について無事名義変更することができました。

担当者コメント
神奈川県在住の相談者Nさんが窓口として相続手続きを進めていきました。相続財産が遠方であっても、電話で打ち合わせを行い、資料関係は郵送で行うことで、無事相続手続きを完了することができました。当相談室のポリシーとして、「相続人の中で最低一人でも”対面での面談”が出来ない場合にはお互いの信頼関係構築に欠けるという理由でお断り」していました。 ただ新型コロナウイルスが全国に感染拡大している中で、相続人との直接対面できなくても、電話やオンライン面談の利用や郵送での手配などの対応で、相続手続きが進められる体制にしています。