財産調査と相続対策の危険性
おはようございます。
ムシムシする日が多いですね。体調には気をつけてください。
相続手続きの中で、財産が不明確な場合、財産調査を行います。今回は金融機関。
ゆうちょ銀行は中身が全く分からないため、1ヶ月程度かかるようで、待つしかありません。
川崎信金はある程度分かっているため、数日間で書類を送っていただけるとのこと。
今後のこともあったので直接伺って良かったです。大切なことです。
こういう金融機関関係の書類は、終わったものは別にするか、捨てた方がいいですね。
そのあとで行った相続セミナー
無意味な相続対策というちょっと過激なタイトル。
ただ現実は深刻で、一部の業者から勧められた先行き不透明な相続対策。とくに入居率の見込みが乏しい場所でのアパート・マンション建設。
追いうちをかけるサブリース問題。
全てに全てではありませんが、入居がままならないまま数年後、サブリース条件の見直し、家賃保証が下がるが、金融機関への支払いは下がることなく一定の支払いは続けなけなればならず最後には支払うことが困難となり、売却も。
これでは何の為に相続対策したか分からないものである。
何をすべきorなさざるべきか判断しなければならないが、一般の方に判断しろとは酷な話である。
我々のような専門家は法律論だけはなく、こうした世の中の流れも把握し、客観的な視点を持って相談者をサポートしなければならない。