先日ノンストップで改葬について特集されていました。
今後注意が必要なので改葬についてまとめてみました。
あまり耳慣れない言葉かもしれませんが、お墓を引っ越しさせることを言います。
近年地方にあるお墓から自宅に移すといった現象が増えており、年間7万6000件以上もあるそうです。
また改葬する人の多くは、いわゆる団塊の世代といわれる方々で地方に出向くことが年齢的に負担に感じ、改葬に踏み切るようです。
時代にマッチして多くの方が利用されそうですが、注意が必要です。
手続き的に、まず現在のお墓より埋蔵証明書をもらい、新しく入るお墓より受入証明書をもらい、市区町村の改装許可書を発行して
もらって、墓石・遺骨を移動できる流れとなります。
新しくお墓を探す事を考えると、期間として半年は取らないと難しいですし、費用も古いお墓の撤去や新しいお墓への費用等を
考えると、平均で300万はかかる事も考えなければなりません。
加えてもっと注意しなければならないのは、まず身内の問題。
例えば配偶者が先祖のお墓に入った時、後から改装したいと思っても、そのお墓の所有が承諾しない限りは改葬ができない状態と
なります。こうしたことにならない為にも、生前から話しおくことが大切です。
もう一つはお寺の問題。法外な離檀料を取られることも。檀家になる時は注意が必要です。
またこうした事を無視して勝手に遺骨を出す事は違法に扱われることもありますのでご注意ください。