付言事項

遺言書は主に財産をどのように分けるか指定を記載するものですが、なぜ遺言書を書いたのかとか、なぜそのような財産の指定をしたのかなどの理由、残された家族へのメッセージを書かないと、せっかく書いた遺言の内容のとおりの相続が実現せず、かえって相続人同士のトラブルになってしまいます。
法的な効力はありませんが、残された家族が遺言の内容を納得し、相続手続きを問題なく進めるためにも付言事項は重要です。

<付言事項の例>

生前に私と同居し、われわれ夫婦の老後の面倒を、長女の○○が一身に引き受けてくれていたことは、皆も理解しているとおりである。
長男の○○、次男の○○は、ともに独立し、相応の生活ができていると聞いている。 また、長女の○○の身体が弱いのは皆もわかっているであろうし、寝たきりのお母さんの看病を○○が本当によく見てくれていたことは、皆も知ってのとおりである。
上記を考慮し、自宅については妻○○に残し、その他の一切の財産を長女○○に継がせるため、本遺言をした。長男の○○、次男の○○は、本遺言の趣旨をよくよく理解し、了解の上、遺留分を主張することなく、これからも互いに助け合い、末永く仲良く暮らすことを切に希望する。
よろしく頼む。

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